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2018年12月28日

英語耳を育てよう③

 

ネイティブの英語を正確に聞き取れる耳を育てるためには、「正しい発音イメージ」を脳内に作ることが大切です。その具体的なポイントとして、ここ2回のコラムでは音節とアクセントを取り上げ、英単語の持つ特有のリズムについてお話しました。

今回は、発音の仕上げとして、さらに発音の細かい部分を見ていきたいと思います。テーマは、「日本語にない音」です。

1. 日本語にない「母音」

日本語は母音が「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」の5つしかありません。 しかし、英語は「ア」に近い音だけでも3種類あり(数え方によってはそれ以上)、 母音全体では10種類以上の音があると言われています。 日本語の倍以上ですね。 日本語の発音イメージ(5つの母音)のままで英語を聞いてしまうと、 半分以上の母音を聞き逃す(聞き間違える)ことになりますので、 この微妙な音の差に慣れることが大切です。
以下は、日本人学習者の多くが苦手とする母音の代表例です。 音声と併せてチェックしてみてください。 英単語の横のカタカナのような発音で言ってしまっていませんか?

[1]
・hot → ット
・stop → ロング
・bottle → トル

このoはあごを大きく下げて、音を「アー」と伸ばします。決して「オ」ではないことに注意しましょう。

[2]
apple → ップル
・happpy → ッピー
animal → ニマル

このaは「アとエの間」の音をねらいましょう。 口を横に大きく広げて、音をしっかり伸ばします。
単なる「ア」とは大きく異なります。

[3]
・no → 
・go
・show → ショ

このoは「オー」と少し伸ばしたあとで、 口をすぼめて「ウ」のような音を加えるのが最大のポイントです。
最後に口をすぼめずにそのまま「ノー」と伸ばすと、カタカナ英語の発音になってしまいます。

2.日本語にない「息の音」

母音に加えて、k, t, p などの子音の特徴的な「息の音」も、 ネイティブの発音に近づくための重要なポイントです。以下の音声でそれぞれの発音を確認しましょう。 いずれも「息を一気に放出する」ことがコツです。

[1]
・/t/ → tennis
   →  toy
   →  take

*tは前歯のうしろに舌先をつけ、それをはじくと同時に息を一気に放出します。

[2]
・/p/ → play
   →  put
   →  push

*両唇をがっちりと閉じ、力をゆるめたときに息を一気に放出します。

[3]
・/k/ → cat
   →  cake
   →  coffee

*舌のつけ根で息を止め、それをゆるめたときに息を一気に放出します。

英語のまちがった発音イメージが脳内にインストールされると、いざネイティブの正しい発音を耳にしたとき に、脳がその音を認識してくれません(=聞き取れません)。文全体を読むときのメリハリ、単語を読むときの音節やアクセント、そして個々の日本語にない音に注意して、これからていねいに英語の発音を身につけ、英語耳を育てていきましょう。

今回で英語耳(発音)についてのお話はおしまいです。次回は2019年新年号となります。ぜひ、お楽しみに!

執筆者

山田暢彦(Nobu Yamada)

バイリンガル英語講師、ベストセラー著者。アメリカ・ニュージャージー州生まれ。ネイティブの英語を肌感覚で操ると同時に、基礎的な学校英語にも精通。そのわかりやすくて実践的な指導は、教育界・出版界など各方面から高く評価されており、監修した『中学英語をひとつひとつわかりやすく。』(学研)参考書シリーズは記録的なベストセラーとして全国の学校・教室で使用されている。自信を持って英語を話せる人を、一人でも多く増やすことをミッションとする。TOEIC満点、国連英検特A級、英検1級。慶応義塾大学(SFC)卒業。趣味はギターの弾き語り。2児のパパ。
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