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2019年3月14日

英検を有効活用するポイント

 

前回のコラムでは、年末年始のアメリカ帰省で感じたことをお話しました。

「アメリカの非ネイティブたちは、間違いだらけの英語を堂々と話す!」「英語は、細かい間違いよりも、まずは伝えようとする姿勢が大事。親も子どもも、英語に対するオープンな気持ちを育てよう!」

そんな内容にたくさんの共感の声をいただき、とても嬉しく思いました。これは本当に、強調してもしきれないポイントです。
ただ一方で、日本で英語を勉強する以上は、避けて通れないのが 「テスト」 。テストでは、あくまでも 「正解」 が求められる・・・ 。そんな現実もありますね。
2020年の小学英語の教科化、それに伴う中学入試での英語試験の導入、そして大学入試における民間検定試験の導入。こうした英語教育全体の動きにより、今後、ますます子どもたちにとって「英語のテスト」の重要性は増していくでしょう。
そんな中、日頃の「間違いを気にしない」伸び伸びとした英語学習と、「正解・得点を追求するテスト」というものを、どうやって両立していけばいいのでしょうか?今回は、日本人にとって最もなじみのある「英検」を例に、具体的なアドバイスを2つお伝えしたいと思います。

1.まずは「リスニング」を伸ばそう

言葉をスムーズに習得するには、はじめに「聞く力」(=リスニング)をしっかり磨くことが大切です。言語は「音」が本質。音で聞いて理解できるようになったら、今度はそれを "文字化" したリーディングに移行していきます。
これが子どもにとっても最も自然な習得順序ですが、従来の学校英語は音の学習をすっ飛ばし、いきなり文字や単語を丸暗記させていましたね。これは学習者にとって大きな負担であり、事実、結果的に非常に多くの挫折者を生み出してしまいました。英語は「音ファースト」「そのあとに文字」。特に児童英語では、必ず守りたい原則です。
リスニング力は、スクールのレッスンに加えて、家庭での絵本読み聞かせや、CDのかけ流しで楽しく伸ばすことができます。

また、英検協会が実施している「英検ジュニア」というテストもおすすめです。5級〜1級のメインの試験と違い、英検ジュニアは「リスニングのみ」を測るのが特徴です。つまり、入門期に最も大切なリスニング能力を集中的に磨くことができます。さらに、英検ジュニアは合否判定がないため、子どもも安心して取り組めます(合否の代わりに、正答率や進級の目安が通知されます)。
こうして、自分のレベルに合った素材で伸び伸びと上質の学習をしながら、テストで確実に得点するための力を養える。これが英検ジュニアの魅力です。
一つの活用パターンとして、英検ジュニアで英語の土台となる「聞く力」をしっかり身につけ、そのあとに、読みも問われる英検5級などの試験に進むといいでしょう。
英検Jrについての詳細はこちら

2.「高得点」を取ってから次の級に進もう

英検ジュニアには「ブロンズ」→「シルバー」→「ゴールド」と3つのレベルがあります。また、メインの英検は、5級〜1級まで合計7レベルがあります。
どのレベルにおいても大事なのが、「すぐに次のレベルに進もうとしない」ことです。

英検はレースでありません。自分のレベルに合った英文で、じっくり、たっぷり練習できるのが最大の魅力です。「わかった!」「できた!」という成功体験をたくさん積み重ね、じわじわと習熟度を高めてあげましょう。そうして実力と自信がついてきたときに、子どもは自然と「間違いを恐れずに英語を話そう」という気持ちにもなります。反対に、「ぎりぎり」の状態がずっと続いていては、いつまでも自分の英語に自信が持てません。
目安として、9割程度の正答率が得られるようになったら進級を検討するのが僕のおすすめです。

こうした明確な方針を親や指導者がしっかり持っていれば、子どもは伸び伸びとした気持ちでテストに臨むことができ、日頃の学習にも良い相乗効果をもたらすでしょう。

僕が監修させていただいているKids Internationalの英検コース(5級)では、大勢の子どもたちが高得点合格を果たしています(満点も複数)。そして、英検がきっかけで、日頃のレッスンにも良い波及効果が生まれているとの報告がたくさん届いています。まさに、英検を有効活用できている良い実例です。
Kids International英検対策コースはこちら

まとめ

「使える英語」と「テストの英語」は本来、相反するものではありません。上記の指針を念頭に置きながら、そして教室の先生とも相談しながら、ぜひ互いに補完し合う形でお子さまの学習環境やペースを整えてあげてくださいね。

次回のコラムもお楽しみに!

執筆者

山田暢彦(Nobu Yamada)

バイリンガル英語講師、ベストセラー著者。アメリカ・ニュージャージー州生まれ。ネイティブの英語を肌感覚で操ると同時に、基礎的な学校英語にも精通。そのわかりやすくて実践的な指導は、教育界・出版界など各方面から高く評価されており、監修した『中学英語をひとつひとつわかりやすく。』(学研)参考書シリーズは記録的なベストセラーとして全国の学校・教室で使用されている。自信を持って英語を話せる人を、一人でも多く増やすことをミッションとする。TOEIC満点、国連英検特A級、英検1級。慶応義塾大学(SFC)卒業。趣味はギターの弾き語り。2児のパパ。
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